夜を迎え、舞台は市内の目抜き通りへ。
 「18m道路」と呼ばれる、4車線道路で行われる、
 若衆頭連合会主催の「若連行事」だ。

 この行事は神社祭式とは無関係の余興行事。
 各組の四つ太鼓がだけが集まって一斉に行進する。
 すなわち、唯一「フェスティバル」が許される行事だ。
 道路の両脇に夜店が並び、灯りに照らされながら
 道路の真ん中を四つ太鼓が堂々と行進する。
 その姿は迫力そのもので、見物人を魅了する。

 練り場である交差点にて20分の持ち時間を使い、
 それぞれの四つ太鼓のいい所を魅せる。

 戦後に始まった余興行事ではあるが、
 今はもはや欠かせない行事となっているようだ。