ここでは、各氏子組について、簡単にご紹介いたします。
小竹八幡宮の氏子組は10組あり、うち現在、神振行事に参加するのは9組です。

式順 組印 組名 通称 概要 神振行事
中組 新町 言わずとしれた「第一番」。小竹八幡宮を地下に擁す
る宮本組であり、いわば御坊祭の主役とも言える組
である。組印は盃。さらに詳しい事項については、当
ページを熟読すべし。
獅子舞
奴踊り
濱之瀬組 唯一美浜町から参加する組。住民の多くが御坊より
移住してきた「小竹八幡宮の氏子」であったことがそ
の理由。組印はおたふく。枠を差し上げる正真正銘
のサイテクリョウは必見である。
獅子舞
奴踊り※
下組 ・茶免
・下
旧国道付近にあたる下組は、かつては土手組とも呼
ばれ日高川付近までまで勢力があったと言われる。
組印は雀。参加する氏子組では地区世帯数が最も
少ないが、祭への情熱でカバーする。
獅子舞
雀踊り
紀小竹組 紀小竹 目抜き通りである本町商店街を中心に置く、大所帯
の組である。組印は瓢箪。江戸時代に初参加し、当
初は式順も三番であり、大幟にも三番とあった。しか
し、明治に離脱し現在の四番となる。
獅子舞
御坊町 御坊 御坊町は町内で更に地下を7つに分け、四つ太鼓・
屋台・奴踊りをそれぞれ当番制にする組。組印は鳥
居。参加者は正装であるおこしが義務であり、全員
がおこしを巻いて参加する姿は大変美しい。
獅子舞
奴踊り
戯瓢踊
名屋組 名屋 江戸時代初期は「須佐神社」の氏子であった。中期
より「紀道大明神」即ち「船附大明神」を氏神とした。
しかし、明治期に行われた神社合祀で小竹八幡宮
の氏子になり、以後御坊祭に参加。組印は扇。
獅子舞
東薗組 大正六年初参加の、比較的新しい組である。組印は
舞鶴。参加当初は新町より四つ太鼓・獅子舞の指導
を受けたとされる。参加する人数も多く、他の組とは
一風異なる荒々しい宮入を魅せる。
獅子舞
春日組 春日 かつては春日大明神の氏子であった。明治の神社
合祀以来、一時期を除き参加しなかったが平成16年
度より復活。組印は向かい雀。オリジナルな夫婦獅
子の奉納など、現代的な祭りスタイルを追求する。
獅子舞
島組 春日組と同じく、かつては春日大明神の氏子。神社
合祀以来祭りに参加せず、春日組と同じく昭和30年
頃より十数年参加したが現在は中絶している。組印
は松。昭和30年頃の傘鉾は白色であった。
10 上組 椿 元宮が地下にあることから、「御輿副」、いわば御輿
の警護の役目である。従ってお渡りでは常に屋台が
御輿を先導する。組印は額。式順は一番最後であり
最後まで御坊祭を盛り上げる。
獅子舞
奴踊り

※濱之瀬組は近年、奴踊りを奉納していない。また、濱之瀬組の正しい表記は「」ですが、
この文字は機種依存文字のため、当サイトでは「濱之瀬」で統一して表記しています。